人づくり
１ 人の育成を通じて経営と社会に寄与する
当社は、建設生産物を安定的に供給することを第一義としつつ、企業における教育を通じて立派な社会人を育成していくことが、企業に課せられた大きな使命であり、企業における教育は、家庭教育・学校教育・社会教育と相携えつつ、いわゆる『生涯教育』の重要な一環をなしているものと考えています。
このような考えにもとづく当社の企業内教育は、社会環境の変化、技術革新による生産技術の進歩などに対応して、その重点は移ってきていますが、その底を流れる『経営の根幹は人の育成にある』という理念は一貫しており、人間としてバランスのとれた優れた社員を育成することが基本的な目標です。
そして、この理念を次のような指導理念に具体化し、諸々の施策を講じています。
- （1）喜びをもって多くの人と共同して仕事をしていくこと。
- （2）課題を粘り強く実行していくこと。
- （3）担当分野において第一人者となること。
- （4）現実の上にたってよりよいものを創造していくこと。
- （5）良識ある社会人となること。
２ 能力の伸長に合った継続的・段階的な能力開発
上に述べた指導理念にもとづく諸施策は具体的には、次の３つの柱によって推進されています。
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（1）能力開発計画にもとづく社内外での各種研修
能力開発計画は、本人の能力の伸長に伴って継続的・段階的に、より高い教育が受けられるように体系的に整備されています。
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（2）配属先の各層上司先輩による指導
日常の仕事に密着した知識・技能の向上は、その職場の各層上司・先輩からの日常的な指導によることが基本です。
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（3）短大・専門学校への派遣
中堅技術者の育成という面で大きな役割を果たすことが期待されると同時に、意欲的な若い社員にとっては、入社後でも学校教育を受けられるという意味で大きな目標にもなると考えられます。派遣期間は２年間で、その間社員としての給与を受け、かつ学費は全額を会社が負担します。